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根管治療の説明をする歯科医師

根管治療とは?治療の流れとメリット・デメリットを知ろう

歯のコラム 2025/12/17

こんにちは。芦屋市大原町、JR「芦屋駅」北口より徒歩2分にある歯医者「芦屋ラポルテ歯の予防クリニック」です。

歯の痛みや違和感を放置すると、やがて歯の神経にまで炎症が及び、激しい痛みや腫れを引き起こすことがあります。そんなときに必要となるのが、根管治療と呼ばれる歯の内部にある神経や血管が通っている細い管(根管)を清掃・消毒する治療法です。

しかし、名前からして難しそうに感じたり、治療回数が多く不安に思ったりする方も少なくありません。

この記事では、根管治療とはどのような治療法なのか、メリットやデメリット、治療の流れ、費用などをわかりやすく解説します。歯を守るための選択肢として、根管治療についてしっかり理解しておきましょう。

根管治療とは

根管治療の口の中イメージ

根管治療とは、歯の中にある根管と呼ばれる細い管の中から、感染した神経や血管、汚染された組織を取り除き、内部をきれいに洗浄・消毒する治療法です。虫歯が進行して歯の神経まで達した場合や、過去に治療した歯が再び炎症を起こした場合に必要になります。

根管治療の目的は、歯を抜かずに残すことです。神経を取り除いた歯はもろくなりやすいため、最終的には被せ物などで補強しますが、天然歯をできるだけ残すことが長期的な口腔の健康には重要です。

根管は非常に細く複雑な構造をしており、肉眼での確認が難しいため、専門の器具やマイクロスコープなどを使用して慎重に治療を進めます。

また、根管治療は1回の治療では終わらないことが多く、数回にわたって通院が必要になるケースが一般的です。そのため、患者さま側の理解と協力も欠かせません。治療の成功率を高めるためには、途中でやめず最後まで治療を完了させることが大切です。

根管治療を受けるメリット

根管治療のメリットイメージ

歯の神経にまで達した虫歯や感染症でも、歯を抜かずに保存できるのが根管治療の最大の特長です。抜歯すると義歯やインプラントなどの補綴治療が必要となり、費用や身体への負担が増す可能性があります。

一方、根管治療を受けると、自分の歯を活かしながら機能的・審美的な健康を保つことができるのです。ここでは、根管治療を選ぶことによって得られる具体的なメリットについて詳しく解説します。

歯を抜かずに済む

根管治療の最大のメリットは、重度の虫歯や炎症を起こした歯でも、抜かずに残せる可能性がある点です。自分の歯を残すことは、噛む力などを維持するうえで非常に重要です。

特に、奥歯は咀嚼の中心を担うため、インプラントや入れ歯では機能を完全に再現しきれない場合があります。

噛み合わせのバランスを保てる

たとえ1本でも歯を失うと、周囲の歯が動いたり噛み合わせが変化したりすることがあります。これにより、頭痛や肩こりといった全身の不調につながることもあります。根管治療で歯を保存できれば、こうした二次的な問題も防ぐことができます。

審美性を維持できる

前歯などの目立つ部分でも、根管治療後に被せ物をすれば、自然な見た目を維持することが可能です。歯の色や形も再現できるため、見た目のコンプレックスを抱えることなく、笑顔に自信が持てます。

経済的負担を軽減できる

根管治療は保険が適用されるケースが多く、費用の負担が軽い点も魅力です。抜歯後のインプラント治療などと比べても費用を抑えることができます。

根管治療を受けるデメリット

根管治療のデメリット

根管治療には多くのメリットがありますが、一方で注意すべきデメリットも存在します。特に、治療期間の長さや再発リスク、処置後の歯のもろさなどは、事前に理解しておくべき重要なポイントです。

治療を受けるかどうか判断する際には、これらの側面も踏まえて総合的に考える必要があります。ここでは、根管治療に伴う主なデメリットを詳しく見ていきます。

治療期間が長くなりやすい

根管治療が1回で終わることはほとんどなく、複数回にわたる通院が必要です。根管内の細菌を徹底的に取り除くには、数回に分けて慎重に処置を行う必要があり、治療完了までに数週間を要することも珍しくありません。

忙しい方や時間に余裕がない方にとっては、大きな負担となる場合があります。

炎症が再発するリスクがある

根管は非常に細く複雑な形をしており、完全に汚染物質を除去するのが難しい場合もあります。処置が不十分だったり治療後に歯が再び細菌に感染したりすると、炎症が再発する可能性があります。その際には、再治療や抜歯が必要になることもあります。

歯がもろくなる

神経を取り除いた歯は栄養供給が絶たれるため、時間の経過とともに脆くなる傾向があります。そのままでは割れやすくなるため、最終的には被せ物などで補強する処置が不可欠です。これにより、追加の治療や費用が発生することもあります。

保険適用外の治療が必要になる場合もある

保険診療でカバーできる範囲には限りがあり、より精密な治療を希望する場合には自費診療となることがあります。マイクロスコープやラバーダムを使った精密根管治療は成功率が高い一方で、費用が高額になることもあります。

事前に説明を受け納得したうえで選択する必要があります。

根管治療の流れ

根管治療の計画の説明をする歯科医師

根管治療は、繊細で段階的な処置が必要な治療です。1回の通院で完了することはまれで、数回にわたって丁寧に進められます。各ステップには明確な目的があり、治療の成功率を高めるためには、患者さま自身も治療の流れを正しく理解し、通院を途中で中断しないことが大切です。

ここでは、一般的な根管治療の流れについて、ステップごとにわかりやすくご紹介します。

診断と治療計画の説明

まず、レントゲンや口腔内の診察によって歯の状態を確認し、根管治療が必要かどうかを判断します。感染の程度や根の形状などを踏まえて、治療の回数や期間、費用について説明が行われ、患者さまの同意のもとで治療が開始されます。

感染部位の除去と仮詰め

麻酔を行い、虫歯などで崩れた部分を削り、感染した神経や組織を除去します。根管内部を丁寧に洗浄・消毒した後、仮の詰め物をして密閉します。この処置は複数回にわたることが一般的で、毎回の洗浄と消毒が治療の成功を左右します。

根管内の充填

感染が完全に取り除かれたと判断された段階で、根管の内部に薬剤を詰めて密閉します。これにより、再感染を防ぎ、歯の内部を保護することができます。

補綴処置(被せ物の装着)

根管治療後の歯は強度が低下しているため、被せ物で補強します。特に、奥歯などの噛む力が強くかかる部位では、補綴処置が重要です。これにより、歯を長持ちさせることが可能になります。

根管治療の費用

根管治療の費用イメージ

根管治療を受けるにあたって、多くの方が気になるのが費用の問題です。根管治療は保険診療の範囲内で受けられる場合が多い一方で、より精密な処置を求めると自費診療となり、費用は大きく変動します。

費用は歯科医院によって異なり、同じ治療でも金額に差が出ることがあります。事前に見積もりや説明を受け、納得のうえで治療を進めることが大切です。また、自費診療に関しては、治療内容や保証制度についても確認しておきましょう。

ここでは、保険診療と自費診療それぞれの費用の目安や、注意点について解説します。

保険診療の場合の費用

通常の根管治療は、保険の適用範囲内で受けることができます。前歯であれば数千円程度、奥歯になると5,000円から1万円前後が相場です。初診料や再診料、薬代など含んでこの費用になることが多いでしょう。

ただし、保険診療では使用できる材料や技術に制限があるため、複雑な根管構造には対応しきれない場合もあります。

自費診療の場合の費用

より精密で成功率の高い治療を望む場合は、自費診療を選択することも可能です。マイクロスコープやラバーダムなどを使用した精密根管治療では、1本あたり5万円〜15万円程度が一般的です。

歯科医院や治療の難易度により異なりますが、確実な処置を求める方には選択肢のひとつとなります。

被せ物など補綴処置にかかる費用

根管治療後には、被せ物や土台(コア)を入れる必要があります。保険診療であれば銀歯が基本となり数千円程度ですが、見た目や耐久性を重視してセラミックなどを選ぶと、自費で5万円〜15万円前後かかることもあります。

まとめ

根管治療をした笑顔の女性

根管治療とは、虫歯や感染が神経まで進行した歯を抜かずに残すための重要な治療法です。歯の内部を徹底的に清掃・消毒し、再感染を防ぐ処置を施すことで、自分の歯を長く使い続けられるようになります。

何度も通院する必要がある、再発リスクがあるなどのデメリットもありますが、それを上回る価値をもたらす選択肢です。費用も保険診療と自費診療で幅があるため、希望や状況に応じて選ぶことが大切です。

歯の健康は、食生活や生活の質にも大きく関わります。根管治療を正しく理解し、後悔のない判断をするためにも、信頼できる歯科医院でしっかりと相談するようにしましょう。

根管治療を検討されている方は、芦屋市大原町、JR「芦屋駅」北口より徒歩2分にある歯医者「芦屋ラポルテ歯の予防クリニック」にお気軽にご相談ください。

当院は、「一生涯、ご自身の歯で美味しく食事をし、心から笑える毎日を」という願いを胸に診療にあたっています。そもそも病気にならない「予防」と治療後の「再発防止」を重要視しながら、歯周病治療、予防歯科、根管治療に力を入れ、虫歯治療や矯正治療などにも対応しています。

当院の診療案内ページはこちらWEB予約も受け付けておりますので、ぜひご活用ください。

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